【ひみつ絵展】ふり返り

  • お絵描き雑感

ちょっとだいぶ遅くなったけど、3月上旬の展示会のふり返りです!

展示作品

いくつかはイラストページの方にアップしたので、そちらを見てみてね。
https://1000-illust.jp/illust/

ここでは仕掛けのある作品をご紹介。
(何だかしっくりこなくて、イラストページへは未反映です)

『ドレス選びは鏡の前で』

鏡の前でドレスを選んでいる風景です。
片方が現実の世界で、もう片方が鏡の世界。どっちがどっちとは決めてなくて、各々の人が「何となくこっちかな」って思ってもらえるといいかな。

線画をスキャン・反転して、片方はアナログ(水彩)、もう片方はデジタルで色を付けています。
ほぼ同一にならないのはわかりきってたので、その辺は「鏡だから」って言い切ることには決めていました。
……と言いつつも、内心では区別つかないくらいのものを用意してやるぜ的な野心でいたのですが、何ならスキャンの時点で線が歪んだし(そしてそれを更に印刷にかける)、色も思った以上に色味とか滲みとかコントロールできなくて、とはいえそれこそが水彩の醍醐味だったりもして、そんな感じです。

そしてその上で、間違い探しになっていました!
先述の通り色の違いや歪みが出るのは織り込み済みなので、よくある「長さが違う」とか「位置がずれてる」とかはナシにして、あるものがないとか、ないものがあるとか、そういうのにしています。
3ヵ所、難易度的にも易しいものですが、今回の展示としてはいい感じの塩梅だったみたいです。

わくわくフレームイラスト試作品

フレーム表面の透明シートに仮面を描いて、シートをずらすと素顔が見える仕掛け。
眉が隠れたりして、結構表情の印象が変わるのではないかと~~。

透明シート(PET素材)へは、クサカベのアキーラ(水性アルキド樹脂絵具)を使っています。何か、アクリル絵具と油絵の具の中間みたいな感じらしい…?
とりあえずPET適性◯だったのと、表面の強度も悪くないとのことで選ばれました。はじき止めのメディウムもあったみたいで、それを使うともっと良いのかも。
今回はとりあえず塗ってみた!って感じなので、もうちょっと描写力があるといいですね。

展示概要

展示会詳細記事

展示風景(ギャラリーのX(Twitter)より)