ごめん、特に絵はないよ。

私はサンリオのオタクなのですが、そのためイラストレーターの田村セツコ先生のことも尊敬しております。
そんな先生がテレビ番組にご出演とのことで、ひさしぶりに視聴したEテレ『グレーテルのかまど』。

田村セツコのドーナツ

田村セツコのドーナツ - グレーテルのかまど

https://www.nhk.jp/p/kamado/ts/VNWVWYKX3Q/episode/te/48N4PXY9XY/

８５歳の今もバリバリ現役イラストレーター、田村セツコさん。その暮らしぶりを伝えるエッセイも人気で、人々に幸せを届け続ける。幼いころから続けているのが日々の出来事をつづる日記帳。あの日、疎開先で食べたドーナツの思い出もつづられ、いまも鮮やかだ。夢のようなドーナツを食べた日は、人生のブルーも初めて知った日だった。幸せも、悲しかったことも、振り返れば今につながるハッピーの種という、その輝きの秘訣は？

「田村セツコのドーナツ」ということで、もしかしたら出てきた作品は番組のための描き下ろしなのかな？　制作風景とともに、ドーナツというモチーフに対する思いを語られていました。

はてさて実は以前から、私ならではのモチーフとかあるといいなって思っていました。「１０００ちゃんといえば○○だよね～」みたいな感じの。
で、普段描く絵を思い返してみるのですけど、たとえば空間を埋めるのに何となくお花を描いたりして、でも別にお花がそこまで好きって訳ではない。種類とかもあまり知らないし。植物よりは動物の方が好きかな？　でも犬とか猫とか、私よりずっと大好きでずっと詳しい人が大勢いるじゃない。サンリオは好きだし一般の人より詳しい自負はあるけど、でもそれは別の意味でモチーフにはしづらい……。

そうこう考えていると、私ってあんまり好きなものとか熱中しているものってないんだなぁ～なんて少し寂しくなったりもするのですけど、今回の放送を視聴して、自分ならではのモチーフっていうのは人一倍好きとか詳しいとか、そういうことじゃないんだ……っていう気づき。（もちろん、好きなもの詳しいものと一致する人も多いだろうけど）

ヒントを得たところで自分らしいモチーフが見つかったかっていうと、それには今一度ゆっくりこれまでの歩みを見つめ直さなきゃならないんだけど、でも私のモットーは「人生で今が一番輝いている」なので、過去を振り返るのは時間がかかりそうかな……。